2014年7月

「ゼロ、ハチ、ナナ、ゼロ」

直木賞を獲った辻村深月の出世作。 たしかに、直木賞を獲った「鍵のない夢を見る」に通じる世界観を感じた。 私は基本的にこの作家のファンなので、 この世界観を見せられれば例外なく賞賛する。   私が好きなのは彼女は […]

「ますかけ」LIVE

6年~7年前、音楽番組を担当していて、 毎月ライブハウスでライブステージを撮影していた。 その番組の司会を務めていたのが、shinjiくんだ。 元々プロデューサー思考のshinjiくんは、 ここのところ、裏方に回ることが […]

夏休み

昼間、電車に乗っていると、 子ども達の姿が見えて、ようやく、夏休みか…と気づきました。 多少、お盆らしきものはあるものの、 社会人になってから夏休みとは無縁になりました。   学生時代、夏休みは果てしなく長いも […]

あっこ…

娘の言語能力が日に日に高まり、 言葉を少しずつ話すようになってきています。 少し、観察していると面白いことが分かりました。 たとえば、濁音を単体で発音できても、 つなげることが出来ないということです。 「だ」は発音できて […]

張り紙

私は家で仕事をしているのですが、 仕事部屋は張り紙だらけになっています。 もちろん、よく使う連絡先など業務的な張り紙も ありますが、目標やその実行方法、心構え、といったものも 貼ってあります。 普段、それを意識することは […]

才能について

物を書いたり、映像を作ったり、 そんなことをしていると否応なしに「才能」について 突きつけられる。 若い頃は才能に対して根拠のない自信ががあり、 それで猛進することが出来たのだが、 30代を超えた辺りからそろそろ自分の才 […]

「幻滅」

久しく本棚に眠っていたバルザックの「幻滅」を読んだ。 恐ろしく長い小説で、読むのに1か月を要しましたが、 実に面白かった。 またしても、古典の持つ底力を感じずにはいられない。   なんといっても人物が独特。 分 […]

長所と短所

巨人の坂本は内角打ちの名手である。 しかし、外角のボールにウィークポイントがあり、 腰が引けたようなスウィングになってしまう。   昨年、坂本は外角のボールを逆らわずに流し打ちする 新打法に取り組んだ。 内角も […]

恋愛ドラマ

最近、テレビドラマから純粋な恋愛ものが影を潜めている。 原因はいろいろ考えられるが、一つは消費を牽引している団塊世代や 我々、団塊ジュニアが恋愛から卒業し、 家庭生活へシフトしていったことが大きいと思う。 その他、携帯電 […]

好きなものと優れてるもの

「書くとは、自己肯定の他者否定だ」 と、師匠の猪又憲吾先生がよく酒の席で言っていた。 だから、多くの場合作家は他人の作品に対して手厳しい。 誰でもあることだが、どんなにヒットした作品でも、 好きな作品と嫌いな作品がある。 […]

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