みんなちがって、みんないい

小3の娘が、宿題で音読をしていた。 「みんなちがって、、みんないい」 金子みすずの詩だった。 私が、小学生のとき、金子みすずの詩を授業で扱われることはなかった。 多様性が求められる現代だからこそ、受け入れられるのかもしれ […]

期待しない

突然ですが、表題「期待しない」は今年の目標です。 これは主に家族に対してです。 目標に掲げるにはいささかネガディブな言葉だとお思いかも知れませんが、 ずっと、考えていたことです。   例えば、子どもならば親に期 […]

季節外れですが…

「雪の日に」という合唱曲があります。 どういうわけかこの曲を聴くと、切なくなります。 ネットが発展し、ますますコチコチの正義を押しつける 世論の流れに、吉野弘の詩は響きます。   「どこに汚れぬ雪などあるだろう […]

正しいこと

詩人・吉野弘の代表作「祝婚歌」にこんな一節がある。 「正しいことを言うときには 相手を傷つけやすいものだと 気づいているほうがいい」   とかく私たちは正しさを求める。 不安だからだ。 自分が間違っていないか、 […]

『奈々子へ』

吉野弘の詩の代表作に娘の名前を題した 『奈々子へ』という詩がある。   何度も読んだはずのその詩を 久々に読み返した。   疲れているせいか、涙があふれ出して 止まらなかった。   その詩集 […]

「自画自賛」

若い頃、友達に良くこんな事を言われた。 「お前、ほんと自分大好きだよな」 座右の銘は『自画自賛』。   ところが、年を経るごとにそんなことは言われなくなった。 己の限界をまざまざと見せつけられ、 日々、打ちひし […]

『批評』

詩を書いてみました。   『批評』 もはや この家族が腐っていることを、 誰しもが知っているのに誰も何も言わない。 もはや この街が腐っていることを、 誰しもが知っているのに誰も何も言わない。 もはや この国が […]

微妙ちゃん

特に意味はないけれど、ニュアンスで使っている言葉がある。 その一つが「微妙ちゃん」である。 使い方は、こんな感じである。 例えば、外食をしたときになかなかアグレッシブな見た目の 料理が出てきたとする。 奥さんが「どうなの […]

物語の種

40になり、いろいろなことに挑戦しはじめた。 その中の一つが詩である。 もともと、小学校のときなどは詩を書いていたのだが、 いつの間にか書かなくなった。   小説やシナリオにシフトしてきていき、 自然に書かなく […]

詩の原石

「詩」というと、 何やらいかがわしい勘違い野郎が、 自分の世界に入り込んで恥ずかしい言葉を並べるもの。 という偏見が根強くあるようです。 私もそんなイメージを持っていた一人でしたが、 先日亡くなった吉野弘さんが書いた「詩 […]

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