詩の原石

「詩」というと、
何やらいかがわしい勘違い野郎が、
自分の世界に入り込んで恥ずかしい言葉を並べるもの。

という偏見が根強くあるようです。

私もそんなイメージを持っていた一人でしたが、
先日亡くなった吉野弘さんが書いた「詩のすすめ」を読み、
考え方を変えました。

その中に詩はどんな風にうまれるのか、
つまり、詩の原石について書いてありました。

例えば、「雪が降る」だと普通すぎて詩になりません。
でも、リルケの詩にこんな一節があります。

【雪はその白さから治ることはないだろう】

雪が白さから治る、という表現に詩があるのだというのです。
たしかに、すごい組み合わせです。
私もその言葉の発見に頭を金槌で打たれたような衝撃を受けました。

SNSの発達により、書いてメッセージを伝えるということが、
これまで以上に注目される中、
詩の原石を発掘していくのも、たのしいことかもしれません。

Follow me!

上部へスクロール