村上春樹のエッセイ。
作家としての村上春樹は正直苦手なのですが、
生き方は共感できます。
一頃前の作家というと、デカダンスという言葉に
代表されるように、退廃的な生活をしている雰囲気があります。
ゴールデン街辺りで文学論を語り合い、
酒と女におぼれる…
村上春樹の生活はそれとは全く違うようです。
朝早く規則正しく起きて、毎日1時間のジョギングか水泳を欠かさず、
毎日、同じ分量だけ書く。
そのルーティーンをひたすら繰り返すというのです。
こういうライフスタイルの作家が増えているようです。
角田光代も、こんな生活をしていると、
ドキュメンタリー番組でやっていました。
私もどちらかというと、村上春樹に近い生活をしているので、
共感は持てました。
何が正しい、ということではなく、
成功者が同じような生活をしていることに、
ほんの少し勇気づけられます。