ここ数年、ノートの研究を続けています。
「ノートの研究って何?」
と思われる方もいるかもしれません。
私もそう思っていました。
生まれてから、数年前までノートについて深く考えることなど
してこなかったのです。
ところが、数年前、ふと浮かんだのです。
「ノートって、頭の中を見るものではないか…」と。
私は、若い頃からあれこれ考えるのが好きで、
いろいろ空想したり、哲学的なことや、思想的なことも
とにかく、考えて考え抜きます。
学生の頃などは、考えたことを友達に話をして、
共有することにより、友情関係が高まるということがありました。
テレビ埼玉にいたときや、
脚本の勉強をしていたときにも、
そういう友人が私の身近には多く存在していたのです。
だから、私は考えたことをノートに書くまでもなく、
人に話をすることで自分の頭の中を整理することが出来ました。
ところが、今は、基本的に一匹オオカミで仕事をしているので、
かつての仲間達と会う機会が少なくなりました。
むしろ、私の周囲の友人は、仕事とは関係ない人たちが
多くなりました。
リフレッシュする、という意味では非常に良いのですが、
自分の頭を整理する機会が少なくなってきたことは否めません。
そこで、私は自分の思ったことや考えたことをとりあえず書いて、
可視かすることで、頭を整理する方法を考えました。
まずは、ノートを何冊か買い込み、ノートごとにジャンルを分けて書き込みました。
例えば、仕事の進捗状況を書き込むノート。
アイデアを書き連ねるノート…など。
しかし、その方法だと書くのは良いのですが、後で、思い返して見るときに、
どこに何を書いたのか分からなくなる、という弱点がありました。
そこで、最近、バインダーを購入。
ルーズリーフに思いついたことをとにかく書き、
細かく、インデックスで区切り、整理することを始めました。
まだ、始めたばかりなので効果はわかりませんが、
これまでよりも、書き込む頻度は高くなったように思います。
今後も、ノート研究を続けていきます。。