年を取って出来た我が家の一粒種は、目に入れても痛くないほどかわいい。
基本的に、褒めることが多く、
それは、まだ、小さいからということではなく、
今後も、変わらず、
娘は基本的に褒められて育つのだろうと思う。
すると、ふいに考える。
褒められて育った子ってどんな風に育つのだろう?
ということである。
というのも、私は親に褒められた記憶がほとんどない。
駆けっこで一番になっても、テストで100点を取っても、
父も母も私を褒めなかった。
そっけなく「そうなの」と言うばかり。
それでいて、失敗するとひどく怒られた。
私はずっと劣等感を抱えていて、自分は何をやってもダメな人間だと思い込んでいた。
だから、いつか認めさせてやるという反骨精神だけは養われていたように思う。
今にして思うと、叱られながら育ったことは自分の中で
悪かったことばかりではないと思っている。
しかし、私は娘を叱りながら育てたいとは思わない。
おそらく、褒めて育てるというのが基本で、
その中で間違ったことを質していくんだと思う。
それが、正しいかどうかは分からないが、
叱られながら育った人間の反動なのかも知れない。
ただ、褒められ、認められながら育った子は、
どんな風になるのか、長所も欠点もわからないので、
何となく、期待や不安が入り交じる。
そんな親の思いなどつゆ知らず、
娘は今日も「アンパンマン」を連呼している。
ウチの娘、基本的にめちゃめちゃ甘さかして育ててしまいました。
褒めて褒めて。なんて、えらいんでしょう!じょうずね!貴女が1番素敵よ!などなど。
正解だったかどうかは、わかりませんが、とても優しい娘に育ちました。
それだけは良かったな…,と。
そうですよね。
基本、褒めるがいいかもしれませんね。
ウチノ娘も優しい、思いやりのある人に育って欲しいです。