ギリシャ戦での実況で、遠藤選手の言葉が紹介された。
「僕たちは20年後のサッカーのためにも、
全力で闘わなければならない」
何のために闘うのか?
勝負事ではしばしばこのモチベーションについて議論になる。
どんな思考回路で闘うかによって、全然結果は変わってくる。
だから、最近はメンタルコーチなるものが登場し、
活躍している。
ならば、
「20年後の未来のために…」というモチベーションは、
どうなのだろう?
それで、勝てるかどうかは知らないが、
こういう考え方、私は好きである。
私たちは、およそ20年前、Jリーグでようやくサッカーを知ったが、
その20年前、誰がサッカーを観ていただろう。
巨人、大鵬、卵焼きで日本は動いていたのだから、
コアなファン以外はサッカーを観る人などいなかっただろう。
それが、少しずつ積み重ねていき、今日まできた。
日本中が注目するまでのスポーツになってきたのだ。
良いときもあれば、悪いときもある。
悪いなりに、何か未来につながる闘いをしてくれれば、
きっと、20年後とまではいかなくても、
結果は必ず出てくるはずだ。
批判は、辛口メディアに任せて、
私は未来の片鱗を見届けようと思う。
私も無心で応援します。クアラルンプールでマレーシア人が、JAPANのユニフォーム着てくてれるのを見ると、寄って行って握手しちゃいます!
永井さん
マレーシア人が応援してくれるなんてうれしいですね。
アジアの期待を背負っているわけですね。
ただ、負けちゃいましたね。
残念ですが、現時点での実力ですね。
4年後に期待しましょう。