ちょうど10年ほど前に、元和田中の校長藤原和博さんと一緒に本を書く機会を得た。
それが「カミシモ 神々が教える下々の成功のルール 」という本。
テレビ的な演出のある本がいい、ということで、
小説など一度も書いたことがなかった私がスタッフとして執筆に関わった。
ただ、出版的にもそれほど数字が伸びなかったこともあり、
私としては、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
内容も、出版後にああすれば良かった、こうすれば良かったと思うばかりだった。
そんなわけで、そこから作家として活動を続けたわけでなく、
普通の映像ディレクターに戻って10年が経ったが、
不意にあることがきっかけで、検索するとありがたいことに
本のレビューを書いたサイトが多く存在することに気づいた。
アマゾンでも二人もレビューを書いてくれていたようだ。
(アマゾンレビュー)
レビューの中に本の抜粋の台詞などが書いてあるのだが、
それが自分が書いた台詞だったりする。
俺、こんなこと書いたか、などと、別の自分に会ったような気がして新鮮だった。
もっと、頑張らないといけないな、と何となく励まされているようにも感じた。