久しぶりに巨人の話です。
かつて、長嶋監督時代、FA選手を獲るとマスコミから散々叩かれた。
ところが、今、世間の論調が変わっている。
お金を使って、選手を補強する事に対して概ね好意的なのである。
それは、きっと海外のサッカーチームやメジャーリーグの事情を、
知るようになったからではないだろうか。
イングランドやスペインなどのビッグクラブで、
下部組織から上がってきた選手などほとんどいない。
なりふり構わず、世界中から選手を連れてきて、勝つ。
それが宿命づけられているのだ。
巨人も、その世界の潮流に乗っているに過ぎない。
ただ、世界のビッグクラブがそうだったように、
補強がうまくいったからといって、勝てるとは限らない。
そこからは、監督の手腕だ。
原監督は、大補強を得た後は、必ず優勝していた。
高橋監督がそれが出来なければ、
遠慮なく解任論を出して良いと思う。
誰もが高橋由伸が好きだし、彼をリスペクトしているが、
甘やかしてはいけない。
それが勝負の世界だ。