バイリンガル幼稚園の考査に行ってきました。
説明会にも行って、話を聞いていたのですが、
この時点で、迷っていました。
野生児の片鱗を見せ始めている娘には、
もっと、のびのびと遊ばせる幼稚園が良いのではないか、
と、考えるところもありまして…
つまり、私たちの中で、「本当にこの幼稚園で良いのか?」
ということばかり考えていて、考査そのものまで頭が回っていなかったのです。
そんな状態で行ったものですから、
行った瞬間、自分たちが場違いであることが分かりました。
まず、服装。
我々はこぎれいな格好をしていけばいいでしょう、
と、普段着に毛が生えたくらいの服装で臨みました。
ところが、行ってみると他のお父さん、お母さんは、
スーツにネクタイ、厚化粧。
さらに、子供はすこぶるおとなしい。
しっかり、訓練されている感じの子供ばかり。
傾向と対策ををし尽くした気合いが漲っていました。
それに対して、娘は、面接中、「秘密基地」と言い出してロッカーに隠れ、
「俺のブーツはガラガラヘビ」
と、トイストーリーのウッディの台詞を言う始末。
どうやら、トイストーリー3のサニーサイド保育園を連想したらしいです。
帰りのバス停で妻が「これで受かったら、ウケるよね」と
自嘲気味につぶやきました。
まぁ、良い経験でした。