翻訳小説部門の本屋大賞を受賞し、
50万部突破したという話題のミステリー。(ピエール・ルメートル作)
ということで、期待して読んだのですが、
個人的には星三つ かな。
一番は、読後感が良くない。
すっきりしないんだよね。
解説にも書いてあるように、
たしかにミステリーの定石を外しているし、
そういう意味では斬新ではあるんだけど。。
人間ドラマはともかく、とにかくトリックにだまされたよ、
というものでもなく、
トリックはイマイチだけど、感動した、泣けたよ。
というものでもない。
人間ドラマはそこそこ描かれているし、
ミステリーも効いている、
けどね。
どっちつかずな感が否めなかった。
あくまで個人的な感想ですが。。