ガラガラポン

若者の間には、『ガラガラポン願望』というのが

芽生えているらしい。

まるでガラガラポン抽選機から赤玉が転がり出るように、

一度ゼロにしてリセットする…太平洋戦争の終戦時みたいに。

 

だからといって、若者が行動に出るか、というと、

いささか疑問符である。

せいぜい、ネットの書き込みで不満をたれるくらいのことしか

しないだろう。

 

「誰か、ガラガラポンしてんねぇかな」

くらいのことである。

 

そんなに急に世の中は変わらない、と個人的に思う。

ただ、我々には選挙権というものがあり、

これが唯一直接的に世の中を変える手段である。

 

そのためには、細かいことはさておき、ざっくり世の中を

見ることも必要だ。

今、自民党政権がしているのは、

いわゆる「小さな政府」だ。

規制緩和をして、民間が出来ることは民間に…ということ。

市場は活性化する一方、格差を生む可能性がある。

安部さんは「弱者は助けるが、怠け者は助けない」と、発言したことがある。

しかし、怠け者と弱者を明確に切り分けるのは難しい。

「小さな政府」ということで言えば、維新もそうかもしれないが、

彼らが目指しているのは、地方自治の増強である。

小さな政府にして地方にもっと権限を持たせよう、ということだ。

 

一方、民主党をはじめとしたリベラル派が目指すのは、

大きな政府だ。

福祉や社会制度を拡充して、弱者救済の社会。

ただ、このためには、財源が必要だ。

財源の確保という面で無理があり、民主党政権は頓挫した。

 

もし、若者がガラガラポンしたいならば、

なぜ、自分が不満を持っているのか、

社会構造から考える必要があるだろう。

その上で何を選択するか。

 

そのためには、社会をガラガラポンする前に、

自分をガラガラポンする必要があるかもしれない。

 

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