6年～7年前、音楽番組を担当していて、
毎月ライブハウスでライブステージを撮影していた。
その番組の司会を務めていたのが、shinjiくんだ。
元々プロデューサー思考のshinjiくんは、
ここのところ、裏方に回ることが多かったが、
10年ほど行っている「ますかけ」というユニットを
本格始動すべく、ライブを行った。
昨日、そのライブに行ってきた。
ますかけは、shinjiくんと元レディーバグというバンドのメンバーだった、
ゆうきくんとのユニットである。
レディバグは私も何度かライブ撮影をしたり、
編集をしたりして知っていたのだが、ゆうきくんとの面識はない。
ライブに行って最初の印象は、
ゆうきくんのギターと歌がこんなにうまいものか…とびっくりした。
shinjiくんは、昔から知っているし、ライブも何十回も撮影しているので、
音楽の実力は知っていたのだが、
ゆうきくんはほとんどまっさらな状態で見たので驚きがあったのかもしれない。
私はピアノもギターも弾けないし、歌も歌えない…
音楽に関しては素人。
偉そうなことは言えないが、私が考えるに、
ユニットとは、二人の力がいかに融合するかということが
大切なのだろうと思う。
そういう意味で、ますかけのバランスは絶妙だった。
ゆうきくんは、音楽技術は抜群。
そして、誰かをサポートすることに長けている、
天性の素養がある。
言い方を変えると、誰かを光らせることで、
自分も輝くことができるタイプだと感じた。
（それはレディバグの時もそうだった）
対してshinjiくんには花がある。
情熱がある。
何より、言葉を持っている。
彼らの音楽は素晴らしいが、
彼らはまだ、何者でもない。
「SeaChicken」の詩を借りるならば、
鳥でも魚でもない。
彼らをSeaChickenに出来るのは、
きっと、私であり、皆さんだと思う。
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