ビッグクラブ論

サッカーでは、ビッグクラブと言われているクラブがある。

巨大資本にものを言わせて世界中から優秀な選手を集めてくるクラブだ。

そして、世界的に有能な監督が指揮を執る。

代表的なのがレアルマドリードのようなチームである。

 

海外サッカーでは、当たり前になっているこのビッグクラブという

考え方は、日本のプロ野球では毛嫌いされる傾向にある。

FA制度が始まった頃、巨人は各チームの4番打者とエースを根こそぎ奪い、

批判の的となった。

それで、勝てれば良かったのだがチームが弱体化したので、

なおさら、嘲笑されたのである。

そこで、育成と両面でやらなければいけないということに気づき、

育成選手や二軍の指導者強化、スカウトの強化など

様々な策を講じた。

そして、現在のようなバランスのチームになったのだ。

 

よく巨人はお金にものを言わせて、

選手をかき集めているから勝てる、と言われるが、

その指摘は半分だけ合っている。

毎年、FAでポイントとなる補強をしていっているのは確かだ。

しかし、それだけでは勝てないということを

巨人は自らの過去の失敗から学んでいる。

内海の怪我、セドンの不振から出てきたのは、

小山、今村という生え抜きの選手である。

高い競争の中で、若手が着実に力をつけて上がってくる。

これが、過去の巨人にないものであり、

今の巨人を支えているものでもある。

 

とかくビッグクラブは、常に批判にさらされるものである。

特に、日本は判官贔屓が強い国民性である。

そういったいろいろなものを背負いながらも、

勝っていくその姿を見るのが好きなので、

長年ファンを続けているのかも知れない。

 

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