巨人の内海が予告先発の登板を回避し、
翌日、登録抹消されて二軍に行った。
左肘に違和感があり、後の検査で炎症が発覚したという。
その試合では、中継ぎの阿南投手が先発をしたが、
打ち込まれて二回降板。
結果を出すことはできなかった。
試合後の原監督は「彼にとっては千載一遇のチャンス。しかし、生かせませんでした」と言っていた。
たしかに、普通に主力が元気ならば、
控えの選手にチャンスなどない。
しかし、腐らずにやっていればいつかはチャンスはくるのだ。
ただ、それがいつくるのかわからない。
先日の阿南投手のように心の準備もないまま、突然くるかもしれないのだ。
大切なのはそこでチャンスを生かせるかということである。
チャンスを生かせた人間だけが次のチャンスを与えられる。
チャンスを逃せば、また、いつくるかわからないチャンスを待つだけである。
そこには、忍耐が必要である。
運も必要である。