基本的に人見知りで雑談をするのが苦手な私。
慣れた人とはいろいろしゃべることができるのですが、
初対面の人と何を話せば良いのか分からないのです。
それで、アイスブレイクをどうすればいいか、
ということをここ数年考えています。
アイスブレイクとは、つまり、場を和ませる雑談です。
そうして、私なりの研究の結果行き着いた答えをいくつかご披露します。
まず第一に、アイスブレイクをすべきか、否かということを
見極めることが重要だということです。
アイスブレイクは諸刃の剣です。
度が過ぎると、本当にブレイクしてしまいます。
誰にでもすればよいというものではないということを認識することが
必要かも、と感じています。
第二に、得意のゾーンを逃さない、ということです。
誰でも、得意な話と苦手な話というのがあります。
苦手な話ににわかで突っ込んでも、底が知れていると思われるので、
私の場合深追いしません。
しかし、得意なゾーンが来たら逃さないようにしています。
その意味でも、何が得意なゾーンか、認識することと、
苦手なゾーンを少しずつ克服することが大事だと考えています。
最後に、相手に気持ち良く話をしてもらうことを
心がけるということです。
特に自分の得意ゾーンにきたときに、ともすれば、
よっしゃ! と自分の話ばかりしてしまうことが多いのですが、
これをやると、大失敗です。
自分の話はあくまで、話を展開するための呼び水だと考えて、
最小限に、拡散できるような振り方をすると、良いのではないか、
と、思います。
ちなみに、この間は無口で気むずかしいとされていた、
60代の取材対象と巨人の話で盛り上がりました。
私にとって、「絶好球がきた」瞬間でした。