男と女というのは、頭の構造が違うのだろう、
と、思うことはしばしばある。
一番私が感じるのは、時間に対する観念だ。
例えば、朝早く出かけなければいけない場合、
私は、朝しなければいけないことから逆算して、行動をする。
準備することが多ければ、当然、早く起きてその時間を確保する。
しかし、ウチの奥さんは違う。
通常の準備が終わって、少し時間が余ると、その時間に新たな用事を入れてしまう。
「ちょっと、時間あるから、おにぎり作っちゃおう」
とか
「あら、洗濯物たためるじゃない」
というのがそれである。
しかし、その時間を埋める用事が致命傷になり、
遅刻するという本末転倒なことになる。
別に今、やらなくていいことを、時間が余っているという理由で始める。
これが、男性には理解できない。
しかし、女性数人に聞いて見ると、結構こんな風にしている人はいるらしい。
ただ、これが私のイライラの元になる。
「今、やんなくていいでしょ、それ」と。
何とかこのイライラを解消することは出来ないか。
私は思案した。
そして、最近、その解決策を見いだすことができたのだ。
それは、埋めきれないほどの時間を奥さんに提供する、ということだ。
つまり、かなり前にたたき起こす。
具体的に言うと、3時間前に起こせば、
用事を詰め込む奥さんでも、余裕ができることが分かった。
って、このくらい自分で計算して欲しいよな、
と、思うのだが、自主性を促しても無理だということを悟った。
せめて、娘にはきちんと時間を計算できるようになってほしいのだが…