先日、取材したAさんの行動哲学には目を見張るものがあります。
一つ例を挙げると、「努力とは何か?」ということについてです。
「努力」とは、「時間」だと彼はいいます。
つまり、どのくらいの時間を目的のために費やしたか、ということ。
シンプルですが、真理は突いています。
つまり、
能力 + 努力 = 成功
だと言うのです。
能力は千差万別、これは持って生まれたものなので、
ここをどうこう言っても始まりません。
ならば、能力のない人間に何が出来るか?
それは、努力を積み重ねることしかないのです。
努力とはつまり、時間です。
「君は努力をしたか?」という言葉をもっと具現化すると、
「君は、目標に対してどのくらいの時間を費やした?」
ということになります。
この方が対処の仕方が分かります。
・時間が足りなければ、時間をかければいい。
・時間が足りていて、結果が出ないのであればやり方が間違っているかも知れない。
・単純に能力の問題ならば、適正を見直す必要がある。
ただ、最後の選択肢は上記二つを検討し、吟味した上で判断することになります。
「努力しろ!」
というのは誰でも言えます。
具体的に何が足りないか、分析し、アドバイスすることがマネージャーの仕事なのかも知れません。