実例ChatGPT プロのライター・ディレクターの実用例を公開

動画スクールPAVIOSの大林です。
現役ディレクターとしてTVのレギュラー番組を制作しながら、動画スクールの講師をしています。
私は台本執筆に加え、医療系の雑誌に寄稿しているライターでもあり、日常的に文章を書いています。
文章を書くものにとって、ChatGPTは大変ありがたいツールで常に愛用しています。
ただ、キーワードを入れれば勝手に台本や原稿を書いてくれるかというと、そこまで甘くありません。
実は、自社で発信する、今、書いているようなブログを一度ChatGPTに書いてもらったことがあります。
たしかに、ポイントを押さえたそつのない原稿が挙がってくるのですが、当たり障りがなくて印象に残らない…文章に熱を感じないのです。
もしかしたら、キーワードの入れ方によって変わるかもしれませんが、今のところその研究をするよりも、自分で書いた方が早いかなと思っています。
では、私がどのようにChatGPTを使っているか、以下にまとめます。
1) 壁当て
ボールを壁に当てると返ってくるのと同じように、アイデアを出すときも「壁当て」という作業をします。
通常は、この壁当ての作業は会議などで行われるのですが、私は基本、一人で作業することが多いので、アイデアを客観的にブラッシュアップすることができません。
そこで、キーワードを入力して、ChatGPTに聞いてみます。
挙がってきたアイデアをそのまま採用することはありませんが、「そういう切り口があるか」あるいは、「そうじゃないんだよな」と否定しながら、新たな道を模索することができます。これが重要なのです。
2)言い回し
原稿を書いていると、同じ言い回しをしてしまうことが多々あります。
もともと、好きな表現なので頻発して使ってしまっているわけです。
自分で、別の言い回しを考えるのは、大変な労力が必要です。
そんなときに、ChatGPTに「○○ 別の言い回し 3パターン」などと入れると、どれか一つは使えるものが出てきます。これは便利です。
3)要約
最後に、要約の参考に使うことがあります。
雑誌の原稿には、リードという記事を要約した文章を載せることがあります。
いつも最後にこの要約を書くのですが、実は骨の折れる作業なのです。
自分の書いた文章の要約は、思い入れが強いのか、要素を入れすぎてしまう傾向があります。
そこで、一度書いた文章をすべてChatGPTに流し込んで、要約した文章を○○字で書くようにお願いします。
もちろん、そのまま使えるレベルのものが挙がってくることはありません。
ただ、どの部分を抽出したのかは参考になります。
これも壁当てと同じです。「いやいや、ここじゃないんだよな」と思うと必要なことに気づくことができるわけです。
以上、今回は、ChatGPTを一度も使わずに書きましたよ。
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長文、最後までお読みいただきありがとうございました。
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