「Netflix『シーシュポス』最終回考察」

動画スクールPAVIOSの大林です。
現役ディレクターとしてレギュラー番組を制作しながら、動画スクールの講師をしています。
今日は、Netflixから配信されている韓国ドラマ「シーシュポス」の最終回を考察したいと思います。
※ネタバレ注意 (作品をご覧になった後、お読みください)
この物語は、戦争を引き起こす原因は自らが作ったタイムマシーン(アップローダー)だということを悟った天才エンジニアの主人公・ハン・テスルが、自らの命を絶つ…というバッドエンドで終わるかに見えたが、次のシーンでは、冒頭の飛行機シーンになり、なぜか、隣には未来から来た恋人・カン・ソへが座っているという謎めいたラストシーンとなっている。
 テスルが死んだ時点で、アップローダーは作れなくなったので、ソヘが現代にいることはあり得ない。だから、死後の世界を描いたのではないか、という意見がネットでは大勢を占めている。
 しかし、私は違う見解だ。
よくよく考えると、テスルが死んでもアップローダーは作ることができるのだ。
なぜなら、設計図を兄・テサンが持っているからである。
そのテサンは、未来の薬で眠らされていたが、未来人が消えたことにより意識を取り戻している。
そして、ソヘは自分が消える間近に
「必ず会えるから。あなたをまた、探しに行く」
とテスルの亡骸に誓っている。
つまり、ラストシーンはテサンの手で作ったアップローダーで、飛行機事故より以前に戻ったソヘがテサンと旅行に出かけているというシーンだと思う。
エピローグ的に描かれたシグマのシーンからも想像するに、恐らく、テサンの死は今後も変わることはないと思う。
そもそも、「シーシュポス」とは、王が神々を欺いたため、巨大な石を山頂まで歩き続ける罰を受けたというギリシャ神話からきた言葉だ。山頂に置くと巨石は転がり落ち、再び山頂に運ぶ。
罪深い人間は、永遠にこの罰を受け続ける。
それと同じように、多少の変化はあっても、「山頂から巨石が転がり落ちる」ことは変わらないのだろうと思う。
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長文、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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