動画スクールPAVIOSの講師をしている、大林です。
現役テレビディレクターとして、最近ではNHKの医療番組なども作っています。
動画スクールPAVIOSでは、
来月から、新たに『Premiere講座』を開設することになりました。
<概要>
【受講回数】 3回
【受講形式】 対面型
【時間】 1時間30分
【定員】 1クラス4名
【日程】
昼クラス 14:30~
夜クラス 19:30~
①6月8日(木)
②6月29日(木)
③7月13日(木)
【場所】
MA-TO(マート)
JR中央線 東小金井駅 北口より徒歩6分
184-0002 東京都⼩⾦井市梶野町1-2-36
これまでは、ディレクターとして自分が制作する立場で動画と向き合ってきましたが、
動画スクールをはじめて、別の角度で【動画】について見ることができて、
私自身、新鮮な気持ちで日々を過ごしています。
そうした中、改めて考えるのがスキルを身につけるということの意義です。
これまで動画編集スクールに求められるのは、
卒業したら稼げるようになるか、ということでした。
ですから、スクールの方も【未経験者から稼げる】というキャッチフレーズでPRします。
ごく自然なことです。
私も、できれば今回の【Premiere講座】で『稼げるようになりますよ』と言いたいところですが、そんなことは言えません。
本講座は、あくまでPremiereの操作を覚えることが主です。
操作を覚えただけで、稼げるようになれるかというと、厳しいと思うからです。
動画編集で副業を始めて稼ぎたい、と考えている人が一番最初に向かう先が、クラウドソーシングだと思いますが、その募集欄を見ると明らかに単価が下がっていることが分かります。
実績づくりには良いですが、稼げる仕事かというとクエスチョンです。
スキルは組み合わせで光る
ここからは、動画教室を開いて気づいたことをお話しします。
私が教室を開く前、動画のスキルを身につけた人は、副業を始めて、フリーランスを目指すという道筋が大半だと考えていました。
しかし、実際にいろいろな方にお話しを聞くと、多様な目的でスキルを身につけたいと考えている人が多い事に驚きました。
英語のスキルを身につけた人が、すべて翻訳家になるわけではないように、
動画編集のスキルを身につけた人がすべて副業を始めて、フリーランスを目指すという一択で考える必要がないわけです。
むしろ、動画編集のスキルは何かと掛け合わせて光るのではないかと思うのです。
みなさんの身近に動画にしたら面白いんじゃないか、
これ、動画で伝えたいな、
と思うことがあればまずは、動画編集のスキルを身につけて表現してみてはいかがでしょうか?
身につけたスキルは、思わぬところで活かせる可能性があります。
動画編集者はオワコンだとネットでは語られています。
それは、『動画編集の仕事』という側面を見たときの1つの解釈に過ぎません。
身近な人々やシーンで動画は確実に求められています。
そのスキルを自分や周囲のために役立てる機会は必ずあると思います。
是非、その一歩を踏み出してみて下さい。