ディレクションができる動画編集者

動画スクールPAVIOSの講師をしている、大林です。
現役テレビディレクターとして、最近ではNHKの医療番組なども作っています。

ここでは、動画制作に関する様々な話題を取り上げていますが、
今回は、『ディレクションができる動画編集者』についてお話ししています。

かつて、動画編集は簡単に稼げる仕事の代名詞として話題になりました。
平均賃金が下がる中、副業として始める方、子育てをしながら空いた時間に始める方もいらっしゃいます。
ただ、誰でも簡単に稼げるというのは、魅力的な反面ライバルも多くなります。
その結果、参入者が増え、受注するのが困難になってきています。

動画編集初心者からフリーランスになるためには…

 今回は、営業面ではなく、技術面のお話しに特化してお話しします。
動画編集を始めてフリーランスになるため、磨いて欲しい技術は2つです。

①編集速度を上げる

ショートカットキーなどを活用し、オペレーションを早くしましょう。
急がば回れで、きちんと下準備をすることで、結果、編集速度が早くなることもあります。
以前書いた時短テクニックの記事をご覧ください。

動画編集の時短テクニック

②動画編集スキルを学んで技術力を上げる

見やすいテロップ、テンポ、間、適切なカットの切り出し、
Photoshopを利用した図表の作成
Aftereffectによる、高度なモーショングラフィック
などなど…
編集技術のスキルを究める方法はたくさんあります。

ただ、これらの技術を磨く以外に稼げる方法があります!
そして、この技術をきちんと身につければ、確実にフリーランスとして独立することが出来ます。
なぜなら、現時点で身につけている人が少ないからです。

その技術とは「ディレクション」です。
「ディレクションができる動画編集者」になることが、フリーランスになる一番の近道なのです。

私がここで言っているディレクションとは、
動画をゼロから受注して最終的に納品するまでのスキルを言っています。

動画制作は、ざっとこんな流れで進んでいきます。

『企画』 → 『構成・台本』 → 『撮影』 → 『編集』 → 『納品』

例えば、それぞれこんな内訳だったとします。

『企画』『構成・台本』 15万円
『撮影』 15万円
『編集』 15万円

編集のみならば、15万円しか稼げませんが、
全て請け負うことができれば、45万円になります。

今、クラウドで募集されている仕事は『動画編集』の仕事が多いですが、
企業から直接動画制作を依頼されるとき、
『動画編集』のみを依頼されることはほぼありません。

『動画1本』の制作を依頼されるのです。
そして、『動画1本』を制作できるようにならなければ、
仕事の幅が広がらず、フリーランスとしてのちのち苦しくなると私は考えます。

動画スクールPAVIOSでは、
動画1本を受注できる、ディレクションの技術を教えます。
ディレクションができる動画編集者になりたい、とお思いの方は、是非、お問い合わせ下さい。

LP

 

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