新型コロナウイルスの感染者数が激減している。
東京でいうと、前週同曜日に比べると1000人規模で減っている。
この減少を専門家は異口同音に『説明できない』と話している。
逆にいうと、激増の理由も『説明できない』のではないか。
これまで、激増の理由を主には人流の増加と気の緩みと言っていた。
それ自体がミスリードだった可能性も否定できない。
結局、誰も分からない。
唯一、激減と比例しているのは、気温くらいだが、
気温と新型コロナウイルスの因果関係を証明した人は誰もいない。
ずっと、思っているのだが、
感染症の専門家がこれまでの知識の集積で意見を言っても、今回の新型コロナウイルスには太刀打ちできない気がする。
今こそ、他ジャンルの専門家達が新しい意見を交換させる動きが必要のだとおもう。
その必要性を一番考えている医師は、たぶん、山中伸弥さんだろう。
事あるごとにメッセージを発信しているが、周りがなかなか彼の思考についていけないように思う。
それくらい、今回の敵は手強そうだ。