スマホの普及により、高画質の動画を簡単に撮影出来るようになってきました。
家族の記録を動画に収めたいという方も、以前より多くなってきたのではないでしょうか?
ただ、私の所には皆さんから、動画の撮影やその後の活用方法に関して、様々なご相談を受けることがあります。
それだけ、動画についてはいろいろ難しい課題が多いようです。
皆さんからの悩みを聞くと、どうやら動画との関わり具合によって、
悩みの内容も変わってくることが分かります。
タイプ別に見てみましょう。
■「撮りたい! 衝動的にカメラを回す アクティブ派」
とにかく撮影するのが大好き! 目の前で面白いことが起きたらすぐにカメラを回す。
こんなアクティブ派の方は、たくさん撮影しているので、撮影技術も自然と上達します。
よい映像がたくさん撮れているのではないでしょうか?
【アクティブ派の悩み ~どこいっちゃったの現象~】
アクティブ派の方の悩みをお聞きすると、一番多いのが、素材(撮影した映像)がどこに行ったのか分からなくなる、ということ。
動画はすぐに容量が一杯になってしまうので、うかつに消してしまったなんてこともあるのではないでしょうか?
【こんな解決法も…】
定期的にコピーをとることをおすすめします。
どのようにとるかというと、ズバリ、パソコンで取り込み外部ハードディスクがよいと思います。
クラウドサービスも大変便利なのですが、あくまでどこかの会社が運営しているものなので、将来的にサービスが変更したりということも考えられます。
クラウドサービスと併せて、外部ハードディスクへの管理をオススメします。これについては、後ほど、このページでもご紹介しようと思います。
■「イベントの時にちょこちょこ フラット派」
普段撮影することがないけど、イベントや記念のときにちょこっと撮影する。
別に撮影するのは嫌いじゃないけど、積極的には撮らない。
【フラット派の悩み ~運動会のお父さんシンドローム~】
「ちょっと、撮影してよ」と家族に言われたりすると、「いいよ」と気軽に引き受けるものの、
久しぶりに撮影するのが、イベントや記念日というちょっと難しい撮影だったりする。
まさに、運動会で運動不足が露呈してケガするお父さんのように失敗するのが、フラット派です。
【こんな解決法も…】
たくさん撮影していると自然に覚えてくる最低限の撮影テクニックが、身についていない方は、
撮れているけど、何となくしっくりこない。
基本、ここだけは…というところだけ頭に入れておくと、たまに撮影しても怒られるようなことはないかもしれません。
■「撮影するのが面倒くさい ネガティブ派」
そもそも撮影するのが面倒くさい。
家族や友人に促され、たまにカメラを回すことがあるけれど、後でちゃんと撮れていないと怒られる。
【ネガティブ派の悩み ~望むなら撮影しない人生~】
撮影するのが嫌い、という方に対して無理に撮影が好きになってください、とは言いません。
ただ、この先、撮影を全くしないでいられるかというと、なかなか難しい気もするのです。
「〇〇さんちょっと撮ってよ」と言われたとき、一度や二度断れても、いつかは撮らなければならなくなるかもしれません。
【こんな解決法も…】
どうせ撮影しなければいけないんだったら、多少上手なことに越したことはありません。
撮影が苦手な方の大半が、デジタルデバイス全般に苦手なところがあります。
怖がらずとにかく撮影して、観てもらって慣れてもらう。
撮影がきっかけでデジタルデバイスのスキルが上がれば、一石二鳥です。