空き家問題が世間を賑わしていますが、
立川にある妻の実家も、義母が亡くなって以来、
空き家状態になっています。
誰も使わないのももったいないので、
妻は実家にあるものをしばしば家に持って帰ってきます。
妻の実家はそれほど広くありません。
それでも、よくそんなにモノがあるのか、
と、感心させられるくらいたくさんのモノがあります。
思い浮かぶ限りですが、今までも持って帰ってきたのは、
TV、炊飯器、毛布、タオルケット、食器、グラス、工具…
などなど。
何か、見慣れぬモノがあると、
「それ、実家から持ってきたの?」
と聞くと、妻は「そう、すごいでしょ」
と答える。
その度に、実家の力舌を巻くのだ。
そこには家族が生きてきた年輪が刻まれているように思う。