不狩野の追憶

身長185センチ。

抜群のバレーセンス。

 

誰もが期待せざるを得ない選手。

 

それが、狩野舞子だった。

 

今、私が住んでいる三鷹市出身だったということもあり、

応援していたのだが、

このほど引退が発表された。

26歳。まだまだ、若い…。

 

怪我との戦い。

アタッカーとして戦える体では

とうになくなっていた。

 

そして、セッター転向という大きな賭けにでた。

誰もが、首をかしげたが、

私十分やれると思っていた。

セッターは、年齢を重ねても務められるポジション。

185センチの全日本のセッター。

高い位置からのトスアップから、変幻自在のトスが飛び交う。

ブロックに穴がなく、世界と戦える高さを持つ。

そんな日を夢見ていたが…

 

これまでの苦労や挫折は、別の世界でもきっと生きるはず。

新天地での活躍にエールを送りたい。

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