先日、肝臓移植の権威のドクターに取材。
取材が終わり、お茶でも飲みながら世間話。
肝臓というのは、解毒作用があって、
nk(ナチュラルキラー)細胞というがん細胞も攻撃する、細胞を多く放出する機能があるらしい。
しかも、肝臓由来のnk細胞はとても優秀。
人間の体には日々、たくさんのがん細胞が作られるが、
このnk細胞が正常に機能していれば、腫瘍になることはないらしい。
この有能なnk細胞が発生するのは、空腹時らしい。
そんなわけで先生が言っていた。
「たまに、絶食するのはいいらしいですよ。
たまにでいいんです。その時に、がん細胞を殺せば」
妙に説得力がある。
なるほど、と思いながら、帰りの新幹線で、
プロデューサーと酒盛り。
「断食、しなきゃねぇ」
なんて、言いながら。