それは家族で買い物に行ったときのこと。
近所のイトーヨーカドーに行くと、娘が大爆発。
大騒ぎで駆け回り、家族はてんやわんや。
ようやく、店を出るときに娘は解放されている扉を閉めて、
あやうく、周囲の人にぶつかりそうになった。
「全く、悪さばかりして!」
と私が、娘を注意するが、妻の反応は違った。
「悪さだと思ってないんだよ」
と、妻は言うのだ。
なるほど、家では部屋を出たら扉は閉める。
それを、お店でもしたまでだ。
家では「正しいこと」でも、
ある場合によっては、「余計なこと」になる。
その境目は、もうすぐ二歳になる娘には分からないのは当然である。
じっくり、そういうことも一つ一つ教えていかなければならないのだろう。