ワールドカップの影で我が巨人軍は、
連勝を続けています。
何気に7連勝。
ここ数試合は打線も上向きになってきていますが、
決して本調子とは言えません。
それを証拠に規定打席を達して、3割を超えている打者はいませんし、
ホームランも二桁打っている打者はほとんどいません。
投手も内海が怪我をして、外国人投手のセドンも不調で二軍落ち。
どうなることやら…という状態だったにも関わらず、
何とか立て直してきたというのが実情だと思います。
その転機となった試合が、5月末のオリックス戦だったと思います。
好投手・金子の前に9回までノーヒットノーラン。
それでも、投手がしのぎ延長に入り、
2アウトから亀井がホームランを打って勝った試合です。
原監督は、試合後のインタビューで、
尊敬する古葉監督の名前を挙げて、古葉監督の座右の銘
「堪えて勝つ」という事を実践した、と語っていました。。
実はその日、原監督の父・貢さんが亡くなっていたということが、
後に報道で明らかになりました。
古葉監督と原貢さんは旧知の仲だと言います。
敢えて父の名前を出さず、貢さんへの思いを古葉監督の言葉に投影させて、
出たコメントだと思います。
劣勢でも諦めず、堪えて堪えて勝機を探り、
一点集中で襲いかかり勝つ。
7連勝にはそうした試合が目立ちました。
ワールドカップでも淡泊にならず、
堪えて堪えて最後に笑うような試合をして欲しいものです。