微妙ちゃん

特に意味はないけれど、ニュアンスで使っている言葉がある。

その一つが「微妙ちゃん」である。

使い方は、こんな感じである。

例えば、外食をしたときになかなかアグレッシブな見た目の

料理が出てきたとする。

奥さんが「どうなの? 味は?」聞いてきたときに、

私は、「微妙ちゃん」

と答える。

 

別に、「微妙」で用は足りる。

しかし、「微妙」に「ちゃん」をつけることで、

作った人への敬意を何とか表現しているつもりだった。

さらに、切って捨てるほど深刻な問題でもないので、

気持ちを言葉に表すと「微妙ちゃん」になる。

 

最近、これって詩の感覚に近いのかも。

と、感じることがある。

おそらく、「微妙ちゃん」の心の感覚を一遍に詩にしたためれば、

一応形にはなるだろうと感じるからだ。

ただし、それが世の中の人に共感するものになるのかは分からないけど。

 

そういえば、奥さんが最近、言っていた。

「詩はお金にならないね」と。

 

まぁ、微妙ちゃんですね。

 

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