「踊り」について

7年前からポンキッキのラインダンスを担当しています。

振り付けはラッキー池田さん。

これまでと全然違うタイプの仕事で、

より芸術的感性が求められる現場だったので、

それなりに楽しくやりました。

 

それから、数年が経ち、私にも娘が出来ました。

1歳半の娘は、すぐに癇癪を起こしたり、駄々をこねます。

とくに、眠くなった夜はその傾向が顕著です。

我が家にはボタンを押すと、歌が流れるオルゴールブックがあるのですが、その効果も最近薄れています。

そこで、私は歌とともに、踊りをつけて娘に見せました。

「いとまきまき」など踊りが決まっているものは良いのですが、

「かもめの水兵さん」や「きしゃぽっぽ」などは踊りがないので即興でつけます。

この辺は、ラッキーさんの現場を思い出しました。

すると、娘のテンションが分かりやすいくらい上がってくるのです。

今まで、曲を流しても途中で止めるくらい飽きていたのに、

今では体を動かしながら、私のつけた振りを必死に真似します。

 

なるほど、これが踊りの効果か…

と、今頃、体感している私でした。

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